北京の遊園地へ行きました

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私は4月から中国の北京市に住んでいます。北京には1万人以上の日本人が住んでおり日本人学校や日本人向けのサービスもそれなりにありますが、私は現地採用としてローカルで働いているため、生活も駐在員と違いローカルど真ん中で暮らしています。どちらかというと日本でも潔癖な方だったので最初は色々としんどかったのですが、最近ようやく慣れてきたかな、というところです。ここ数年ミニマリストを意識した生活をしてきたため、日本の質の良い商品が手に入らなかったり、部屋が狭くてもなんとかなったのが大きかったと思います。

そんな私ですが仕事が休みのときは面白い場所を求めて出かけることが多いです。先日の日曜日には市内の遊園地へ行ってきました。

 

入口からして飛ばしてる

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▲前のめりにもほどがある入場ゲート

 

石景山遊園地というところです。入口からして、キャラクターの像がぶっ倒れて水に顔突っ込んでいたりと不安期待しかありません。別にネタやB級感を求めてきたわけではなく、「遊園地デート☆」がしたかっただけなのですが、入る前からネタを探すくらいしか無いんじゃ…という気持ちになります。ちなみに10年くらい前?のオープンの時に、日本やアメリカの人気キャラのパクリがものすごいと日本のニュースでも話題になった所だったような気がしますが、今回はパクリどころか着ぐるみの1人もいませんでした。メリーゴーランドみたいな乗り物にデカデカと萌えキャラのイラストが使われていたくらいかな。(記事一番上の写真です)

入園料は10元(約160円)と安いですが、園内の乗り物に乗る際にそれぞれ10元~50元(約800円)の料金が別途かかります。入園したらプリペイドカードを買ってチャージして、アトラクションに乗るときに機械にタッチすることで料金が引かれます。

 

広大な敷地にお客がチラホラ

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まだ夏休みがはじまっていないせいか、気温が35度もあったせいか、日曜日だというのにあまり人がいませんでした。

園内は相当広くアトラクションも50個くらいありそうですが、半分近くが営業停止していました。売店も、たまたま休みだったのかもう営業していないのか、それとも箱を作りすぎたのか、閉まった状態でズラーと並んでいてなんだか物悲しい感じですね。(上の写真、右上の茶色い木の小屋)

 

アトラクションはかなり厳しい

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▲シューティングの的以外真っ暗で何も見えなかった

 

アトラクションは5個くらい乗りました。一番後悔したのは、「美州探検」という、アメリカ大陸の大自然を冒険しながらシューティングゲームをするやつです。シューティング用のガンがただ引き金を引き続けているだけで点数が溜まっていくので狙う必要がない上、狙ったところで当たっても何のアクションもなくポイントも増えませんでした。インディアンの家とか、カウボーイとかアメリカンっぽい装飾なんですが、雰囲気を出すためか節電のためか知りませんが電気が付いていなかったのでほとんど何も見えず、ただ5分間暗闇の中徐行運転のトロッコに乗り引き金を引き続けるという地獄のようなアトラクションでした。10元とこの遊園地の中でも最安値ですが、10元あればラーメンが食べられるのでものすごく後悔しました。

 

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▲水が掛かるタイプのアトラクション。涼しくてよかった!

 

ぐるぐる回る丸いやつ(ボキャブラリーがない)に乗って川下りをするアトラクションが一番楽しめました。名前忘れましたが、「何とか漂流」みたいな感じだった気がします。速度も迫力もそれなりにあり、水がかかったりして涼しくて良かったです。これは15元でした。

アトラクションは全体的に子ども向けのゆるい物が多い印象でした。落下系の絶叫マシーンもありましたが、50元(約800円)と高額な上、違う意味で怖かったので乗りませんでした。絶叫マシーンが迫力あれば、まあ遊園地としてアリかな。

 

公園だと思えば満足できるかも

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▲雪泥(フローズン)って書いてあったから買ってみたら完全に溶けきったジュース

 

遊園地の全体的な印象としては、日本で言うと地方の寂れた市営遊園地ですかね。大国の首都なのになあ・・・。

ただ園内は広く緑もあるので、公園だと思えば結構アリかな、という印象です。座って休めるような所はほとんどありませんが、散歩には良いかも知れません。アトラクションが別料金というのは最初は面倒くさいな、割高になるんじゃないか、と思っていましたが、考えてみれば数千円の入場料を払ってこのクオリティだったら怒りが湧いてくると思うので、逆に良いシステムだと思いました。園内に入って乗りたい物が何もない、となったら出費は日本的に換算するとペットボトル1本分で済みますし。

どんな人におすすめかと言うと、小さな子どもがいる方なら、天気が良くて気温もちょうど良い日に、ちょっと豪華な公園を散歩する、というつもりで訪れるなら良いかも知れません。動く恐竜の模型があったり、色褪せてはいますがメルヘンチックな街風の通りもあるので子どもなら喜ぶかな。

 

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▲ここではミラーハウス(10元)に入ってみましたが、ほぼ一本道で特に迷いませんでした

 

それ以外だと、デートで楽しむという感じでもないですし、パクリキャラもおらずネタとしても微妙かなあと思います。工事中のアトラクションの入口に廃材が散らばっているのがモロ見えだったり、愉快なはずのクルーの皆さんも皆私服でパイプ椅子に座って、客が来ると面倒くさそうに無言でカードを機械にタッチするだけという安定クオリティの対応もあいまって全体的に物悲しい感じですし。まだ全国チェーンの方特という遊園地の方がアトラクションのクオリティも高く満足できましたね。